■ ID | 263 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | ELISA法の土壌汚染への適用性試験 |
■ 著者 | 野尻喜好
埼玉県環境科学国際センター 細野繁雄 埼玉県環境科学国際センター 石塚昌宏 コスモ石油 栖川能裕 コスモ石油 高菅卓三 鞄津テクノリサーチ 大井悦雄 鞄津テクノリサーチ 松神秀徳 鞄津テクノリサーチ |
■ 出版元 | (社)日本環境化学会 |
■ 出版年 | 2003 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第12回環境化学討論会、平成15年6月25日 |
■ 抄録・要旨 | 本調査では簡易分析法の一つであり、公定法値と高い相関関係が得られているELISA法を用い、土壌汚染の範囲確定に適用できるか検討した。
汚染源の近傍、周辺を含め10地点で採取した土壌を試料とし、HRGC/HRMS法とELISA法で毒性等量を算出した。今回の調査地域でのダイオキシン類の濃度は、ELISA法の結果がHRGC/HGMS法での測定値より高い値を示した。よって、ELISA測定値だけで評価すると汚染区域がより広範囲に指定されることとなった。そこで、1地点ないし2地点のHRGC/HGMS測定値を用いELISA値の補正式を作成した。ELISA測定値に対して補正を行うことにより1,000pg-TEQ/g付近の結果をHRGC/HRMS測定値に近づけることが出来た。よって、この補正により、汚染区域が絞られ、よりHRGC/HRMS法を用いた調査結果と近くなると考えられた。 |
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